東紀州・尾鷲・ひのきの会

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FSC認証制度とは

熊野灘に臨む森で育った強靭で美しい尾鷲ヒノキをお届けします。

「ヒノキの産地だな」と訪れた人が

実感できる町にしたい。

 

森林組合おわせ

建築士

塩崎弘亨

 

TEL.0597-35-0877

FAX.0597- 35-0890

 

山の人、木を加工する職人に一番近いところで、地元材をつかって設計する。

 

 会には森林組合の建築士が二人おり、塩崎さんはその一人。しかし、不思議だった。なぜ林家の組合である"森林組合"に"建築士"がいるの?なぜ、木を販売する"尾鷲ひのきの会"に"建築士"がいるの? 町では地元の材をつかった公共施設が建てられている。塩崎さんらはその設計を担当する。今は熊野古道に訪れるひとが増えたこともあり、間伐材を使用した休憩所やトイレの図面をかく。山のひとが育ててきた木をたくさんの人が利用するための仕事が森林組合にある。

 会が販売するのは"木材"でも、一般のひとがほしいのは"家"。尾鷲ヒノキをつかいたくても、どこで家を建てたいと頼めばいいかわからないことがある。結局広報のしっかりしてる住宅メーカーで他の材をつかって建ててしまうかもしれない。きちんと構造のわかる建築士がいるから、この会にも建築の相談ができ、家を建てたいひとへの窓口が多くなる、と思うようになった。

 山のひとは大事に木を育てている。そして、その木を加工する職人もいる。でも、いずれにしても最終的に尾鷲ヒノキの空間を設計しないと、一般のひとにまで伝わらない。塩崎さんは、地元の山・ひとの資源をたくさんのひとに伝える役割を担う。