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"若旦那"吉田本家山林部の代表、吉田正木さんにぴったりの言葉だろう。ヒノキ業界が一気に落ち込み、「これまでと同じやり方ではいけない、好きにやりなさい。」と前代の父から託されたのが3年前、正木さんはまだ24歳だった。 正木さんは小さい時から山が好きで、小学生のときはお父さんが山林を見てまわるのについていくのが楽しかったという。中学生で機械にさわり、高校生になるとひと通りの山作業をこなした。「もともと継ぐつもりにしていた、思いのほか時期が早かっただけ。」と、代表という大役もすんなりと受け入れている。 |
ただ、今の市況は厳しい。いい木を育てるために、どの山も最高の手入れをしたいところだが、それでは経済的に厳しいため続けていくことができない。この山は完璧に、その山は80点くらい、最低でも60点くらいの手入れを維持する、といって、生産する木材の目標に合わせて必要な手入れをする。また、この地で長い年月育林してきたなかで伝承されるノウハウを強みとする一方で、作業の見直しもはかる。FSC認証の取得は施業方法の見直しのいいきっかけになった。施業計画は毎月従業員と一緒に立てる。ご先祖からずっと引き継がれてきた森を、今の厳しい時代に途切らすわけにはいかない。正木さんは幼いときから親しんできた従業員と共に森を引き継ぐ。 |
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吉田本家山林部 概要
吉田本家山林部の創業は元禄15年、およそ300年の歴史がある。所有山林は、大紀町を中心に、紀北町、尾鷲市など広範囲に点在する。1256haの所有森林面積のうち84%は木材生産を目的とした人工林、一方で生態系保護区も71haある。FSC森林認証を2003年3月13日に取得した。以下のような経営理念として、森林の環境面の配慮だけでなく、森林の文化性、地元や人々とのつながりを大事にしており、山小屋の経営やコンサート等行事を開催、小中高生学習の場としての受け入れなどを行っている。 |
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吉田本家山林部 経営理念
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